保証協会保証融資は、保証協会に保証料を支払い、取引金融機関から融資を受けますが、返済が滞った場合には、保証協会が代わりに金融機関に返済することになります。これを「代位弁済」と言います。
東京信用保証協会によると、本年4月〜6月の「代位弁済」は都内で1477件と前年同期の約2倍になり、金額は175億円と前年同期と比べて80%増えたとしています。
背景には、コロナ禍で手厚く手当されていた制度融資や公的給付の縮小、コロナ融資の返済開始や、物価高などが事業者の経営に影響しているようです。
「代位弁済」されると通常の融資取引はできなくなるため、そうなる前に経営改善や経営変革に取組むことが必要になります。
東京信用保証協会では、経営改善計画の策定支援など、中小企業診断士等を派遣する無料の専門家派遣を実施しております。東京信用保証協会 経営支援部 企業サポート推進チーム(☏03-6264-1899)
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