バブル崩壊後にデフレ経済に陥ったため、景気を良くするために金利を引き下げ、
日銀は1999年にゼロ金利、2016年にマイナス金利政策に踏みきり、融資金利も低いレベルになっている。
ちなみに、変動金利の指標の一つである短期プライムレートは、2009年に1.475%を付け、その後動いていない。
一方で、固定金利の方は、国債利回りなど長期金利に連動しており、ここで上昇し始めている。
この後、金利はどうなるのか?
日銀は2%の物価目標の達成まで金融緩和を継続するとしており、
植田総裁は、マイナス金利解除について、「賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、、、」
と回答しており、巷では「来年1〜3月ごろ」とする意見も挙がっているようだ。
そろそろ、融資金利が上がることを想定して経営していく必要がありそうだ。
以下は、最近の融資金利の推移です。
貸出約定平均金利の推移(2023年8月)日本銀行