社長が会社借入を連帯保証する「経営者保証」について、金融庁が調査結果を公表した。民間金融機関の昨年4月〜9月の新規融資で「経営者保証」が無いのは47%、業態別でメガバンク等は61%、地方銀行が55%、信用金庫が37%、信用組合が22%になったとしている。
金融庁は昨年4月、金融機関に対して「経営者保証」を求める場合は、具体的に説明することを義務付けている。
一方で、経済産業省は、「経営者保証」無しで融資を受けられる信用保証制度の創設を発表している。
新制度では保証料は通常より高くなるが「経営者保証」が不要になる。直近決算で債務超過でないなど、いくつかの要件があるようだ。