東京信用保証協会は、2023年度に企業の借入を肩代わりした代位弁済は、件数で 6,179 件(前年同期比 147.3%)、
金額は 736 億円(同 142.9%)になったと発表した。
代位弁済金額を業種別にみると、不動産業(前年同期比 230.0%)、運輸倉庫業(同 188.0%)、サービス業(同 175.5%)で
増加しており、アフターコロナでも、人手不足や原材料高などで業況が上向かない企業が多いようだ。
保証協会保証融資は、保証料を支払い取引金融機関から融資を受けるが、返済が滞った場合には、保証協会が代わりに金融機関に返済することになり、これを代位弁済と言います。
代位弁済されると通常の融資取引はできなくなるため、そうなる前に経営改善に取組む必要がある。
政府は、3月末までとしていたコロナ借換保証などの中小企業向け資金繰り支援策を6月末まで延長している。早めに取引金融機関に相談してください。
東京信用保証協会 令和 5 年度(令和 5 年 4 月~令和 6 年 3 月) 事業概況のお知らせ
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