日銀の追加利上げを受け、メガバンクでは融資金利の指標となる短期プライムレート(短プラ)を年1.475%から1.625%に引き上げを決めた。
2007年3月以来、17年半ぶりの引き上げとなる。
中小企業向け融資の多い地方銀行や信用金庫でも、それぞれの短プラの引き上げに動いている。
中小企業・小規模事業者にとっては、資材価格の高騰や深刻な人手不足の中で、さらに負担が増すことになってくる。
コロナ禍では、ゼロゼロ融資を利用した中小企業等も多かったが、
これを機会に、融資金利だけでなく、どのような資金使途で借入したものか、借入内容はどうなっているのか、返済するためのキャッシュフロー(当期利益+減価償却費)は十分かなど、
あらためて現状を確認したうえで、見直していくことも必要かもしれません。
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