信用保証協会保証について説明します。
信用保証協会は、中小企業が金融機関から事業資金の融資を受けるとき、保証人となって借入れを容易にできるように支援しています。商品仕入資金、機械設備の買替え資金、賞与等の季節資金、新製品の開発資金、店舗の改装資金など、事業経営に必要な運転資金、設備資金の保証を行っています。最近では「売掛債権・棚卸資産」を担保とする保証にも取り組んでいます。
常時使用する従業員数または資本金のいずれか一方が、製造業は300人以下か3億円以下か、小売業は50人以下か5,000万円以下かなど、原則、中小企業信用保険法に定める中小企業者を対象としています。
無担保保証は、最大8,000万円、保証付融資合計額が8,000万円以下なら、原則として担保は必要ありません。件数で約9割が無担保のようです。会社の場合、原則として社長さんが保証人に、個人事業者の場合は原則として保証人は要りません。
信用保証料は、借入金額、保証料率、借入期間、返済方法により算出され、基本となる保証料率は、経営状況等を踏まえて区分されています。
申し込みは、金融機関から行うか、保証協会に直接申し込むこともできます。