今月のポイント解説

 2024年度上半期(4〜9月)の企業倒産件数は5000件を超え、半期としては10年ぶりのこと。 価格転嫁できたか、できないかで二極化している。
  日本銀行は、20日開いた金融政策決定会合で金利引上げを見送ったが、この後どうなる? どうする?
  日銀の追加利上げを受け、金融機関は融資金利の指標となる短期プライムレート(短プラ)の引き上げに動き出した。
 企業再生の手法として、経営者の高齢化も相まってM&Aが増えてきた。ところが、経営者保証の解除がM&Aの障壁となっている。
 借入金の返済が厳しく、取引金融機関から返済軽減の支援を受けようとする場合、税金や社会保険料の滞納があることで断られることもあるので注意が必要です。
 すでに固定金利は上昇し、変動金利も一部には上昇が始まったようだ。
 政府は、3月末までとしていたコロナ借換保証などの中小企業向け資金繰り支援策を6月末まで延長している。早めに取引金融機関に相談してください。
 短期プライムレートは統一した指標ではなく、それぞれの金融機関によって異なることがあるので注意が必要です。
 アフターコロナで、いよいよ経営改善や企業再生は正念場となっているようだ.
 社長が会社借入を連帯保証する「経営者保証」について、金融庁が調査結果を公表した。

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